静かな夏

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8月に入り

葉月

となりました。毎年の8月初旬は、当寺院の所在する兵庫県豊岡市は

柳祭り

として賑わう日でありますが、今年は中止となり当寺院沿いの地元の一級河川であります円山川河川敷では毎年恒例の

花火大会

も中止となり境内から見える花火という夏の風情も満喫できないという寂しげな夏の日々であります。

しかしながら、鳴き響く蝉時雨が唯一の夏を寺院の境内を醸し出す夏の風物詩でもあります。

また、僅かながら当寺院の檀信徒様からも初盆のお参りの依頼も承っております故に、夏恒例の仏事も細々と執り行っております。

一連の騒動の最中でありますが、夏は毎年訪れる故にどのような御時世の中でも夏という季節は満喫していきたいものであります。

今後の当寺院の動向は?

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季節のズレが伺えるようなニュースで、今週に梅雨明けとの事で当地域も不安定な天候となっております。
また、今年の初め頃より世の中を騒がしているコロナ騒動も、緊急事態宣言が解除された後も新たな感染者が増加傾向であり、この先どうなるやら・・・

と見通しのつかない日々であります。

来月の17日にはお盆明けに毎年、行っております当寺院の行事

別時永代経

に関しましても、今度の檀家様との総会にて決行するか否かを議題として行う予定であります。

当地域におきましても夏祭りで賑わう季節でありますが、今年は自粛との事でありますので寺院の行事に関しましても、向き合わなければならない課題でもあります。

今年の夏は一連の騒動の為に静かに過ごす事になると思いますが、寺院は長い歴史に触れてきた場所であります。
これも歴史の一環として、時代の影響を受けつつ寺院の在り方を常に向き合う課題に課せられた事に取り組んで参りたいと思います。

仏事のテレワーク&リモートワーク時代の到来か?

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コロナ禍で葬儀が激変! 「オンライン葬儀」「ドライブスルー弔問」の意外なメリット

↑の上記のニュースを拝見させて頂きました。

来週の週末は4連休との事もあり、Go Toキャンペーンを利用しての旅行等に関しても様々な意見が飛び交っております。
今月は、一連の騒動でありますコロナウィルスに懸念して4月、5月の法要を中止された方達の振替の法要の依頼も承っております故に、感染者が再度新たに増加傾向等のNEWSも各メディアの方からの情報もお聞きする次第であります。

上記のニュースには、

葬儀は時代を反映する。碑文谷さんによれば、参列者の数、費用ともに規模が大きかったのは、バブル景気が終焉を迎えようとしていた1991年ごろ。しかしバブルがはじけ、’95年の阪神・淡路大震災、2008年のリーマンショックなどが追い打ちをかけると、葬儀の小型化は急速に進んだ。



と、ここ30年に社会に大きな影響を及ぼした事の影響も受けて、葬儀の簡略&縮小化については取り上げられております。
そこで更に追い打ちをかけたのが一連の騒動であります、この新型ウィルスの

コロナ

であります故に、感染予防の為に接触を避ける在宅ワークと同じように葬儀の形態もインターネットでライブ配信される葬儀にネット上から“参列”する

「オンライン葬儀」


と上記の記事には述べられております。

伝統を重んじるのも宗教の一面でありますが、時代の変化に関しましても仏教用語から抜擢致しますと

諸行無常

の如く、時代に沿った仏事の在り方を常に模索しなければならない次第であります。

尚、今の時点では当寺院は地方域の為に都市部への出張派遣には移動時間を要する為に、オンライン葬儀が普及する事となりますと、その点に関しても色々な側面でメリット&デメリットの課題と向き合う事となります。

寺院&僧侶のみでは食べていけない…

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【声優】目指す若者30万人!?でも9割が食べていけない‥「AKIRA」出演の声優が語る“夢と現実”

上記のニュースを観させて頂きました。

毎度ながら、当寺院は地方域の限界集落地域の過疎地に値する為に専業寺院ではない為に寺院のみでは食べていけない為に、共感できる内容として動画ニュースについ見入ってしまいました。

僧侶1人当たりの門徒数の分析

↑の記事も拝見させて頂きましたが、記事から抜擢してみますと

日本国民185人で1人の宗教家を養っているのだから、仏教だけに限って言えば、278人で1人の僧侶を養っていることになる。

という統計のみで各寺院&僧侶収入のみでの一般的な判断では寺院という宗教業界におけます(光と影)の実態は把握できない事柄であります。

僧侶の数の総合計約22万人、全寺院の総合計約84,000ヶ寺というのも実質上は供給過剰な事が実態なのであります。

過去の記事にも記載させて頂いておりますが、全国至る所の各地区に檀家寺院が地図に卍マークが記載されている通り点在しております。

江戸時代に確立した

檀家制度

明治国家の柱である

家制度



という一種の言葉の概念の意味合いも、令和という新時代によって変化の兆しの最中で寺院&僧侶が社会の中で生きる人々との関わり方や宗教という形態の在り方を常に模索しなければ、今後、寺院&僧侶という業種と仕事が消滅していく事となりうる実態となってもおかしくない事柄であります。

自然と社会の中で生きる寺院

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福岡、佐賀、長崎に大雨特別警報 最大級の警戒呼びかけ

上記のニュース記事のように、大雨の自然災害により九州地方が被害に見舞われております。

過去の記事に何度も記載されておりますが、当寺院におきましても近年におきましては16年前の2004年10月20日、台風23号によります地元一級河川円山川の堤防決壊による洪水の被害に当寺院は見舞われました。

当寺院の所在する

庄境地区

は円山川の右岸に接する地区であります故に、土地も低い位置である為に過去に洪水被害を被る地域でありました。

尚、寺院は地区より少し高台に所在する為に、台風23号におきましては床下浸水の被害状況でありました。

この時は、寺院にも多くの避難者の方達を受け入れて自衛隊の方達にも救援物資の搬入等の支援も受けた事が記憶に鮮明に残っております。

あれから16年経過致しますが、上記の九州地方における大雨洪水によります自然災害の様子を見ておりますと何時、こちらの地方にも大雨等の自然災害に見舞われるのかが、不安が付きまとう事でもあります。

その中で、自然と社会の中で生きる寺院という在り方も向き合っていかなければならない日常であります。

16年前、避難所でありました当寺院でありました故に、このような自然災害時におきましても、駆け込み寺として努めて参ります。